【結論】不動産業者の質は、セミナー●●でも判断せよ
伝わるか
伝わらないか
それが問題である
セミナーも有象無象とある中で、たくさん参加している中で見えてきた
「あ、これはダメだなー」
というセミナー事例を取り上げます。
前々から書きたかったテーマの一つです。
信頼できる業者か否かを判断できる指標としてご参考ください。
ロジックが破綻している
最初に掲げているテーマと提案がズレていることに違和感があります。
・不動産投資の目的は「純資産」をつくること
└純資産は「総資産ー負債・税金」
そのためにはポイントを押さえた首都圏一棟物件
①キャッシュフローを得る物件
②賃料底値・資産価値が下がらない物件
③5〜8年で出口を見通せる
④税金のコントロール
これ自体の考え方は特に否定しません。
ただ、次にくるスライド。
「新築マンション」と「新築アパート」の比較

「中古一棟と新築一棟の比較でもないんだ…」
上記の首都圏一棟のメリットは、明らかに中古に分がある話だと思います。
・比較対象(なぜ新築区分を持ち出す?)を完全に見誤ってる
・新築アパートに特化したメリットの説明が始まる
売らんがためのよく分からない説明で「???」の連続です。
資料がとにかく見づらい
途中掲載されたスライド抜粋ですが、間違い探しをしているみたいです(笑)


これを見せられて、
「なるほど、そうだね!」
と「膝ポン!」を感じられる人は中々いないのではないでしょう。
もちろん、資料やグラフが綺麗であればいいというわけではありません。
ただ、主催者側も、もう少し見せ方やデザイン周り工夫してほしいですね。
分かりやすい資料との違い
別セミナーで参加資料ですが、このような比較整理されているだけで分かりやすさが違います
この上の資料と下の資料、どちらの業者から物件を書いたいでしょうか?


自社の強みがない
一番の懸念ポイントはここです。
結局、区分と比較の違いが、総花的に語られてそのまま終了

「で、、、そこに対する御社の強みは何ですか?」
と思わず聞きたくなってしまう読後感でした。
【まとめ】不動産投資のお勉強的セミナーは出る価値なし。良書を買って学ぶほうが正確かつ効率的
・タイトルの正解は「資料」
・体裁へのこだわりは、業者の想いと理念の重みと捉えるのも一手
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