【結論】●●●●を保つうえ、アフターメンテナンスは軽視できない
今日は自宅マンションの話です。
新築マンション購入後には、
「アフターサービス」
なるものが存在します。
理由としては、
・建物が引き渡しの状態が完璧ではない
・生活することで徐々に慣らされてくる
・落ち着く過程で初期不良や不具合が生じる
なるほど、なるほど・・・
2年目のアフターサービスは
無償で補修してもらう最終チャンスです。

(さっと見て)問題なさそうだから、まぁいっか・・・
これではもったいないので、
インスペクターの実例を兼ねて
今回自宅マンションでセミナーを開催してくれた
さくら事務所の素敵な
アフターサービスのポイントを紹介します。
代表的な修繕
・クッションフロアの張り替え
└5万円〜(大工が来て、内装屋が修繕)

・巾木(はばきと読みます)の補修
└7、8万〜、大手だと10万〜(クロスの貼り替えor補修剤)

決して安くはない金額ですね・・・
よく、
売主は10年間の瑕疵担保責任を負っているから
という話がありますが、
正確には、
・10年間の瑕疵担保責任は構造と雨漏りだけ
・漏水、配線、設備配管は5年
となっており、
ほとんどものは、2年までが対象です。
初期不良・不具合を見抜くキーワードは、
ヒビ、異音、漏れがほとんどのこと。
プロが見抜くワンポイントアドバイス
床鳴り(特定の箇所を踏むと音がなる)
・フロアの変わり目(キッチンとリビングなど)、柱周り
・複数の人で踏むと判別しやすい
・潤滑油のような接着剤を流すのが一番簡単な対処策
・ただし、直らない場合、最後は剥がして下地から直す
→修繕のため仮住まいが必要なときも。手間暇かかるから我慢する人も多い

排水機能
・フタをして水をためる(1分出しっ放し)
・きちんと排水されるかオーバーフロー口を確認
・水を貯め5分放置して以下をチェック
└洗面台下のホースから水が漏れてない?
└ゴムパッキンが劣化していない?
・水を流して5分置き、乾いた手で触ってみる
└ホースや継ぎ目が濡れていないか?

天井裏のダクト
・エアー漏れ、ホースの接続チェック
・築15〜20年経つと外れやすい

ひび割れ
・扉の上はひび割れ入りやすいので注意
・光をあてるとひび割れが浮き出るので確認しやすい
水平確認(傾き)
・水平器ではなく床と扉の隙間をみるでOK
└床か扉のどちらかがおかしくないか?をチェック
補修後のチェック【注意点】
①チェック図面は大切の保管
②指摘箇所は順番に、一つ一つ確認
③補修箇所周辺に新たな傷・汚れが発生していないか
④補修工事に来た担当者の名前(後日確認に便利)
⑤仕上がりに納得いかない場合は相談
【まとめ】正しい知識と処置で、10年後の資産性が変わる
・タイトルの正解は、「資産価値」
・さくら事務所だと、占有面積100平米まで3万+消費税
・中古マンションは投資、住居問わず、インスペクション必須
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