【書籍レビュー】お金の真理【★★★☆☆】

書籍レビュー

【一行要約】最後に成功できるかは自分を貫く●●だ

お金の真理:与沢翼

今回は、投資における真髄&真理を語った
こちらの本を紹介します。

栄華を極めてからの転落、そして不死鳥のごとく復活

天国も地獄も経験した与沢翼を追体験し、
お金、マネー論を知ることは、投資家マインドには不可欠です。
早速見ていきましょう。

与沢翼という生き方

・リスクをゼロにするのは間違い、「共存する」が正しい

・テレビで部分的に見せているのはあくまでエンターテイメント
 注目を集めておくと中長期的に経済合理性があることを経験で知っているため

・匿名であっても構わない、一刻も早くインターネット上に
 自分という存在を世界におき、自分の考えや活動を公開すべき

・昔のような派手な生活をしないのは、欲求を完全に満たしきることはできない、
 そして、お金を持つ喜びよりも、お金がもたらす自爆効果のほうが大きい

・脚光を浴びている成功者は、自己正当化バイアスにかかるリスクがある

反省の時間を持つことを一番大事にしている。反省だけが自分を進化させる

・膿を出すなら最初が良い、恥をさらすなら最初に、隠し事があるなら初っ端に
 恥をかけるというのはとても強いということ

他人からの評価をきにしすぎる人は弱くなる

・評価とは、自分が知らないところでされてこそ意味と評価がある
 自分がそこにいて誰かに評価されるのならば、それはただのお世辞にすぎない

・第三者からの評価を気にし始めたらそこが天井。恥をかくこと、バカにされることを
 大切にして、一心不乱に向き合うことで、人間は強くなれる

・まずは現実を直視して受け入れ、起きたことは仕方がないと心から納得する
 ①己の非を認めること
 ②その失敗をどうやって生きていくかを考えること
 ③可能なかぎり、ありのまま周囲の人々に共有すること
 ④今後どうしていくかを約束して、自分を監視してもらい理解と協力を得ること

何事も「疑う」を基本原則にする。信じてから疑うではなく、
 まずは疑うから入り、信じられる人とだけ関係を育てていくというのが正しい順序

・人脈は純資産の拡大においては最終的にはマイナスに働く。
 なぜなら、問題を持ってくるのは人間であり、数があつまれば利害関係が生じる
 新しい人との出会いを自分が喜び始めたら、もはやあなたの衰退は近い心得よ

・成功するために必要な要素は多くの場合、自分の内側に存在してる
 自分の心、努力、すでに存在してくれている周囲の人との協力が全てである

成功するための必要なことは、自分の思考を深め、世の中に発信すること
本当に信頼できる人間とだけ関係を築くことだけに己の時間を全力で注ぐべき

お金との付き合い方

・お金持ちになりたい人は、お金を大切に扱うように自分を変えていくこと
 ①不要なものは買わない(必要以上の欲望の断捨離)   
 ②お金を使うときは真剣に悩み、考え抜く(お金に愛情を注ぐ)

・お金は備蓄、備蓄はパワー。パワーを溜めることで、暴落のチャンスを逃さない

・本当のお金持ち基準は総資産(資産+負債)ではなく、「純資産」(資産-負債)

・年収1000万円の正体を知れ
 年収1000万→手取り700万→生活コストを引くと336万(これが本当の年収)

・どんな窮地でも「お金の総量は大して変わらない」、移動していると考えるべき
 誰かのピンチ(お金が減るとき)は、誰かのチャンス(お金が増える)

お金持ちを目指すためには「気持ちよく息を吸って生きる」
 心の健康を保ち、状況に応じて適切に物事を考えて、現実的な問題解決ができること

・現金一括で変えないものはすべて身分不相応

・お金を守りたければ行列に並んではいけない。人が大挙するものには触らない

お金持ちになるためには、健全な思考と心の安定が必要
そして、本当の正しいお金の価値は、「純資産」で図るべきである

投資論

・終わったものにこそ、心に刻め(捨てた銘柄こそ、検証する価値がある)

・危機感を持つことこそが、成功のためのスタートライン
 もはや今からの楽観は死を意味する、漠然とした不安の段階で先手を打つべし

・住宅ローンは数千万の返済という過大な負債が長期で続くため危険(地方など)
 融資は単なる借金にすぎず、喜べるのは年間で純利益を出したときが最初

・損切りは、時間とお金のロスにつながる人間関係の解消など、人生で不可欠

・世の中の宣伝広告は、99%がハニートラップ
 サブスクも、カーリースも、オンラインサロンも、noteも根っこは全部一緒

・最も効果的な節税の方法は「個人会社をつくること」
 会社を持つことで情報感度も高まる。その必死さが脳を鍛えることになる

・ケンカや争いはなるべく避ける。理由はシンプルに時間がもったいないから

・大きく企業するとほぼ失敗する。いまは企業して組織を作るより、個人で稼ぐ時代

・収入は広く浅く分散されていてこそ長続きする

・商売にはたった2つの要素があれば十分である
 ①自分でメディアを持つこと
 ②商品をそのメディアに流すこと

・期待値の高すぎる人はすぐに破綻する
 会社からの給料で生活できるようにし、同時に宝くじを裏で買い続けるが正しい姿勢

・時間と余剰金のない人は投資で勝てない

・アーリーアダブターへの普及を確認してから行動することが難なく成功するポイント

・お金持ちになるためには、コストカット、節税ではなく「稼ぐ」ことにフォースせよ

・常に欲求不満でいることが大切。消費や欲望を先送りにし叶えるための原動力にする
 成功の哲学は我慢の哲学。消費を先送りしたら、次にすべきは再投資

・供給を独占的に行えるものはないか、供給が絞られていることが商売の大切な原則

・小さいテストを繰り替えし、自分の直感と実際の現象が合致しているかを確かめる

小さな成果を喜べる人は勝てる人。楽しむことができなければ、成功はまず無理

・自分で体験しないと自分の技術は進歩しないため、ロボアドバイザーは無価値。
 ただし、AIがどういう取引をしているのかの研究することには意味がある

・当たった商品があったら、そのあとに倍は努力をすること。
 うまくいくことと、いかないことがわかってくれば、初めて心底面白くなる

・直感、実行、反省の3つをぐるぐると回るようになれば勝利は近い

近しい人から来る案件は、ほとんど例外なくカモ。100%断れ

儲け話の99%は、ハニートラップと心得よ。個人会社を作ることで、経営者マインドを養い、小さな成果の積み上げとPDCAを高速で回せ

【まとめ】意識的に自分の確信を疑うこと、物事への期待値を上げないこと、急激に稼ごうとは決して思わないこと

・タイトルの正解は、流儀
・あれ、検証すると80%ぐらいはこの通りの行動している気がする。
 まだまだ道は長そうだが、自分の走っている方向性はそこまで間違ってないかも

コメント

タイトルとURLをコピーしました